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妊娠時の便秘

妊娠時は比較的便秘に悩まされる人が多いようです。妊娠前から便秘傾向の人は一層ひどくなりますし、妊娠時になってしまった人はその後癖になりやすいという傾向もあります。
妊娠時の便秘の原因は、大きくなってくる子宮に腸が圧迫され、蠕動運動が阻害されて起こる場合と、筋肉の緊張を緩める黄体ホルモンの作用で腸の働きが鈍くなるために起こる場合があります。

どちらが原因であるにせよ、妊娠した人すべてが便秘になるわけではないことを考えると、実は原因の大半は日頃からの食生活や運動の有無に関係すると言われています。
まずは便秘にならないような食生活を送ることが第一です。便秘になりやすい人はおおまかに言って昼夜の生活が不規則な人、偏食がひどい人、寝不足が続く人、トイレに行きそびれるほどの多忙さが習慣になっている人などです。食生活は特に大事で、食物繊維を多く含んだカロリーの低い食べ物を日頃の料理で積極的に取り入れるようにします。根菜類や海草、大豆製品などをバランスよく取るようにしましょう。
排便のリズムをつけるという意味で、起き抜けにまずコップ一杯の水を飲むというのは有効な方法です。胃腸は目覚めてすぐには活動しません。30分後ぐらいからスタートし、ゆっくりウォームアップしながら徐々にフル回転となります。従って朝まず水を飲んで刺激を与えてから行動を開始し、規則的に朝食を取るようにすれば排便のタイミングを逃さずにすむ計算です。

あまりにひどければ医師に相談しましょう。しかし、そこまではしたくないというのであれば、市販の漢方薬でもかなり有効なものがありますので薬局で聞いてみてください。ただし大黄成分の入ったものは刺激が強すぎて予想しない結果になる恐れがあるので絶対に避けます。また、自分が妊娠中であることを明確に薬局員に伝えるようにします。

また、切迫流産と医師から診断されている人は排便時に無理していきまないようにしてください。便秘であることを医師に相談し、適切な薬剤投与などの処置を受けるようにします。逆にそれ以外の人は、排便時にいきんだぐらいで赤ちゃんが出てくることはありませんので心配は無用です。
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